ハワイに街づくりを学べ
ハワイには、一日5,000人の日本人観光客が訪れるそうだ。街を歩けば、まさに日本人だらけ。米国・ハワイ州というよりも、日本国・ハワイ県といってもいいぐらいだ。一度行くと「ハマる」と誰もが言い、知人たちと会話をすれば、行ったことのない者を探すのが、難しいぐらいである。
ハワイ在住何十年という日本人が、ハワイの魅力は「自然と都会の同居にある」と語った。オアフ島ホノルルのワイキキを歩いていると、青い海に沿って実ににぎやかな街並みが続く。それに比べると、我が富士河口湖の街並みは実に寂しい。ダイヤモンドヘッドに比べれば、その美しさも威容も、比較にならないくらいの富士山を抱えながら、この街並みは可愛そうなくらい非力である。
これからしばらくの間、ハワイに学んで、富士河口湖の街づくりをどのように進めたらよいのか、いろいろ提案をしていきたいと思っている。